ラバンディン系ラベンダーの剪定の必要性について

ラバンディン系ラベンダーの剪定は必要なのか?

研究の始まり

去年の話ですがラバンディン系ラベンダーの花後のカットについて研究し始めました。

具体的に何をどうするかと言うと、同じラバンディン系のボゴングを3株使って花後のカットする位置を変えてその後、それぞれの株にどう変化があるのか、次の年の開花時に花はどれくらいつくのかという研究です。

なぜこのようなことを研究しているかというと自生しているラベンダーは誰も剪定なんてしませんよね。ということはそもそも剪定なんてしなくていいのでは?と思ったからです。

ちょうどボゴングは5株あったので研究することにしました。

剪定方法は下記の通りです。

A株:一般的な剪定方法(花茎の根本でカット)

B株:花茎の真ん中あたりで剪定

C株:剪定しないで放置

2019年11月

A株
B株
C株

上の3つは2019年11月の様子になります。
特に大きな変化はありません。C株は花が枯れて花茎も茶色くなってきています。

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2020年5月

A株
B株
C株
C株

上の4枚は2020年5月の様子。
A株は台風により枝が2本だめになりました。

特に4枚目にご注目!
剪定せずに放置するとラバンディンラベンダーの花はこうなります。みなさんはおそらく見たことないと思います(^^)普通であれば花後の剪定はラベンダーにおいて必須ですからね。
他にはないラベンダー研究所ならではの成果と言えるでしょう。ではこのC株の状態からどのように花が咲くのか、または咲かないのか見ていきましょう。

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2020年6月

A株
B株
C株

もう結果は一目瞭然ですね、A株、B株はほとんど花の数に誤差はありません。C株は明らかに花の数が少ないです。

C株

↑C株のアップです。
果たしてどこから花茎が伸びてくるのかが私は一番気になっていたポイントです。一年放置した花のところではなく、新たに新芽が出てそこから花茎が伸びてきます。
面白いことに一年前枯れた花はそのまま残っているということです。

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結論

結論から言って花後の剪定は必要(つまりしたほうが良い)ということです。
なぜなら花の数が圧倒的に違うからです。よく「ラベンダーを育てるには」で検索すると花後はすぐに剪定して株の疲労を回復させましょうと書いてありますが、まさしくその通りでした(*^^*)

ただズボラな方でも大丈夫、何も剪定しなくてもドライフラワー5束くらい作れるほどの花は咲きます\(^o^)/

そして今期待しているのは花を放置したので、こぼれ種で芽が出てこないか期待しています。

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